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SPORTEC 2026 出展レポート

東京ビッグサイトで開催されたSPORTEC 2026の会場の様子

2026年7月8日(水)~7月10日(金)に、東京ビッグサイトで開催された「SPORTEC 2026」に出展いたしました。

SPORTECは「スポーツ人口を増やし、スポーツ競技力向上と健康社会を実現する」をビジョンに掲げ、スポーツを「もっと身近に」「もっと推進する」ことを目的に開催される、国際スポーツ・健康産業専門展です。

晴天に恵まれたSPORTEC 2026開催日の東京ビッグサイト

梅雨の合間の日本晴れ。絶好のスポーツ日和となりました。

ナックブースの展示内容

SPORTEC 2026に出展したナックイメージテクノロジーの展示ブース

ナックブースは「スポーツサイエンス・テクノロジーEXPO」の一部として出展しました。

今回のナックブースでは、主に以下の製品を展示いたしました。

  • PattoMi × Theia 3D マーカレスモーションキャプチャシステム
  • EMR-VT「眼の力」・「眼のコンディション」チェックシステム
  • In-Sight NEXUS FV ヘッドセット型情感解析システム

PattoMi × Theia 3D マーカレスモーションキャプチャシステム

ブースに設置されたPattoMiのカメラ

Theia 3Dによる垂直跳びの計測結果レポート

ブースに設置した6台のカメラで被写体を撮影し、計測結果を自動的にレポート化します(画面は筆者の垂直跳びの計測結果)。

このシステムは、PattoMi(パットミー)というカメラと、Theia 3D マーカレスモーションキャプチャを組み合わせたソリューションです。

従来、モーションキャプチャを用いて動作解析を行う場合、主に以下の手順が必要でした。

  1. 被写体がモーションスーツを着用し、計測用マーカを取り付ける
  2. 対象となる動きを収録する
  3. ポストプロセスによってデータの精度を向上させる
  4. 適切なソフトウェアにデータを取り込み、結果を算出する

このシステムでは、被写体がモーションスーツを着用したり、計測用マーカを装着したりする必要がなく、普段どおりの服装で撮影できます。

撮影準備にかかる時間を短縮できるほか、着慣れたユニフォームで動けるため、計測時のパフォーマンスに影響を与えにくいというメリットがあります。

計測後は、結果を数分でレポートとして出力できます。対象者が多い場合でも連続して計測・レポート化できるため、結果を基礎データとして蓄積する運用にも適しています。

さらに、処理方法が一定になることで、作業者によるデータのばらつきを抑え、一貫性の高い結果を得やすいという利点があります。

トレッドミル上を歩く来場者を撮影する様子

マーカレスモーションキャプチャによる歩行バランスの解析画面

来場者にトレッドミル上を歩いていただき、歩行バランスを解析しました。身体の一部が機材の陰に隠れる場合でも、条件の範囲内で計測できます。

EMR-VT「眼の力」・「眼のコンディション」チェックシステム

EMR-VTの外観

EMR-VTを覗き込んで測定する様子

2つの機能を備えた、覗き込み型の視線計測装置です。被験者の眼球運動や瞳孔の挙動をもとに、さまざまな結果を算出します。

EMR-VTは、「視線による追尾能力の評価」と「自律神経の状態の推定」という2つの機能を備えた視線計測装置です。

計測環境を安定させやすい据え置き型であるため、多くのデータを継続的に取得し、日々の状態を確認する用途に適しています。

EYESCORE(アイスコア)

EYESCOREは、スポーツにおいて求められる「視る力」を数値化する機能です。

目で対象を追う「追従能力」と、周囲の変化に気付く「反応速度」を計測し、総合的な視覚能力をスコアとして数値化します。

スポーツにおける「心・技・体」に加えて「眼の力」を定量化することで、選手のスカウティングやトレーニングを検討する際の参考データとして活用できます。

野球、バスケットボール、バドミントン、テニスをはじめ、動く対象を目で追う能力や周囲の状況把握が求められる競技における、視覚能力の評価に適しています。

NEURONEXUSi(ニューロネクサスアイ)

NEURONEXUSiは、瞳孔の反応をもとに、自律神経の状態を可視化する機能です。

瞳孔は自律神経の影響を受けて変化し、一般的に交感神経が優位になると広がり、副交感神経が優位になると小さくなるとされています。

この仕組みを応用し、明るさの刺激に対する瞳孔径の変化を計測することで、自律神経の状態を推定します。疲労やストレスの状態を知るための参考情報として活用できます。

いずれの機能も、端末を覗き込むことで直感的に計測できます。

EMR-VTを体験する来場者

EMR-VTの測定結果を確認する様子

「自分の眼の性能は?」「現在のコンディションは?」という疑問への答えを求めて、多くの来場者に体験していただきました。

In-Sight NEXUS FV ヘッドセット型情感解析システム

SPORTEC 2026で初展示したIn-Sight NEXUS FV

本イベントで初展示した新製品「In-Sight NEXUS FV」です。

In-Sight NEXUS FV(インサイトネクサスFV)は、パススルーカメラを搭載したヘッドセットに、視線計測装置を内蔵した製品です。

装着者が見ている実際の映像を表示しながら、視線や瞳孔の動きを計測できます。

人間の瞳孔は、周囲の明るさや注目対象に対する反応によって変化します。In-Sight NEXUS FVでは、独自のアルゴリズムにより、明るさによる影響を抑えながら、対象への情動反応や注目度の定量化を目指しています。

外光の影響を受けにくいヘッドセット型を採用することで、従来は計測が難しかった環境光が強い場所や、明るさの変化が多い状況でも、より安定した結果を得られるように設計されています。

今回の展示では、実際の映像を見ながら視線や瞳孔の動きを計測し、対象への注目度を出力する新たな可能性をご紹介しました。

製品のデモンストレーション・計測サービスについて

今回展示した製品の一部は、デモンストレーションのほか、レンタルや受託計測にも対応しております。

製品や計測方法についてご興味をお持ちの場合は、ページ下部の「お問い合わせ」ボタンからお気軽にご相談ください。

株式会社ナックイメージテクノロジー